今回は【犬のしつけ成功の極意】についてお話していきます。
結論からお伝えすると、愛犬の問題行動を素早く解決するために必要なのは、
「犬を犬としてみる」ことだと私は思います。
これ、本当に大切なので、ぜひ最後まで読んで頂きたいですね。
私のトレーニング経験、飼い主さんのご相談を例に出しながら、解説しております。
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犬の飼い方が昔と比べて大きく変わった
ところで、あなたにとって、『犬』はどういう関係ですか?
子どものような存在?それとも友達、親友?
昔の飼い方だったら、犬は犬でそれ以下でも以上でもない人間に属する生き物でした。
エサはごはんに味噌汁をかけたもので、たまに鮭がのっている程度の残り物。
今では常識とも言える、犬にネギ類はダメなんてことも完全無視、ということが無知でした。
それが、家の中で犬を飼うのが普通になってきて、犬の存在そのものが大きくなってきました。
「犬は家族の一員です」と言われても驚くようなことではなくなりました。
愛犬のことを「うちの子」と呼んだりもしますもんね。
ただ、犬の存在が家族同然、時には家族以上になることで、しつけに大きな影響を与えることがあるのです。
犬を人間の主観でみてしまっている
それは、犬を犬として理解せず、人間と同じ価値観を持たせてしまうことです。
例えば、私のもとに
「クレートトレーニングはするべきでしょうか?」という相談が寄せられます。
正直なところ、クレートトレーニングをすることに越したことはありません。
日本は災害も多いですし、万が一の場合クレートに入れておく必要もあるでしょう。
しかし、私に寄せられる相談の真相は、「クレートトレーニングはすべき?」と言葉で言いながらも
「あんな牢屋みたいに狭いところに入れておくなんてかわいそう…」
なんて思う飼い主さんが多いのです。
なんでクレートに入れることがかわいそうだと感じてしまうのか?
それは人間の主観が入ってしまうからなのです。
もし、自分があんな狭いところで入れられたらイヤだなと思うからなんですよね。
愛情があるからこそ、犬を人間として見てしまうと当然そういう考えになります。
ただ、犬の世界ではそうとも限りません。
多くの犬にとって、クレートは安全な場所なのです。
なぜなら、もともと巣穴で生活する動物だから。
実家の柴犬は、扉を開けっ放しにしたクレートがあり、それに布をかけているので、中は常に薄暗くなっています。
基本、ソファで寝ることが多いのですが、家族同士で話が盛り上がっていると、愛犬自らクレートの中に移動し、寝ています。
ソファとクレートの中にはどちらもふわふわの毛布を敷いているのでいつでも快適に寝られるようにしています。
怖がりな犬の場合、なおさら巣穴的な隠れ家となるクレートというのは安心できる場所になるんですよね。
私も小さい頃、狭くて暗い押入れの中が大好きだったので、犬の気持ちは分かる気がします。
クレートトレーニングをするべきか、必要ないかを確認する前に、なぜクレートが自分の犬に必要なのかを調べたうえで、自分で決断するということをした方が良いかもしれませんね!
他にも、散歩の時につけるリードがいい例です。
リードをつけるのは一般的なマナーですが、「犬の行動を制限するリードは犬にとってわずらわしいんじゃないか?」
と犬をかわいそうに思ってしまう飼い主さんもいらっしゃいます。
でも、リードは犬を危険を守る道具でもあります。
「散歩中引っ張るので首がしまってかわいそう」とお話しされる方もいらっしゃいますが、
それなら首がしまらないようにトレーニングをしてあげればいいんじゃないでしょうか。
そもそも、なぜ犬にとって散歩は必要なのか?
それは、飼い主であるあなたと絆を深めるためです。
家の外という、いわば群れにとって危険な環境でお互いの存在を意識し合いながら行動を共にし、飼い主であるあなたが群れを率いることのできる頼もしい存在であることを犬に知ってもらうためです。
トイレのためだけではありません。
群れとして行動することで、犬に安心感を与えるためです。
さらに犬は外の匂いを嗅ぐことで、犬社会の一員としての情報収集をし、たくさんのことを考えます。
散歩で目に見えない情報も得ているのです。
散歩中に犬が引っ張ったり、吠えたりなど何らかの問題がある場合には、このどちらかが機能していないということになるでしょう。
散歩で犬と人との信頼関係は築くことができます。
信頼関係を築くための散歩で、犬の安全を守る道具としての役割を担っているのがリードなのです。
そして、そのリードの使い方によって、言葉という共通言語を持たない犬と人とのコミュニケーションの道具にもなります。
犬のしつけやトレーニングについて感情的になるのではなく、その意味について冷静に考えることも飼い主の役目でもあります。
「犬は犬である」ということを前提にすれば、問題行動に対してむやみに傷つかなくてよくなります。
あなたの愛犬に問題が出た場合、「こんなに愛情いっぱいに育てているのになんで…」
と悲しくなってしまう飼い主さんが非常に多いんですよね。
我が子のように育てているのに裏切られたみたいな。
犬の問題行動というのは、犬の本能が関係している場合がほとんどなのに、そこへの知識がなければ、飼い主さんは裏切られた気分になり、勝手な被害者になってしまいます。
そして、飼い主失格の烙印を自ら押して、傷ついてしまうのです。
犬のしつけ成功極意は、犬を犬としてみること
犬は犬として、行動しているだけなのに人間社会では、それが問題行動と呼ばれているからですかね。
吠える、破壊する、唸る、噛む、猫や小動物に反応する、、、
様々な状況でこれらの問題がどういった本能に起因しているのか、を知るだけでも気持ちはだいぶ変わってきます。
「犬を犬として飼う」
というのは、犬を昔のように外で飼い、人間の残り物を食べさせ、悪さをしたら叩いてわからせる、というような飼い方にしろということではありません。
犬の飼い方も変化し、私たちにとっての犬の存在も大きくなり、大切に想うからこそ、犬を犬としての敬意を払うことが大切になってきます。
犬も人も無理しない暮らしを見つけられるはず!無理せず、少しずつ頑張っていきましょう!!!
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