噛み癖

犬が噛む人と噛まない人の特徴とは?犬と触れ合う時のマナーやルールをしつけのプロが解説!


すぐちゃん
すぐちゃん
こんにちは、ドッグトレーナーの根本すぐるです。フォローしてね!(@sugudog0801)

⬇︎犬の噛み癖ビフォーアフター動画はこちら!

 

 

「初対面の犬を触ろうとしたら噛まれそうになった…」

なんて経験ありませんか?

 

噛んだという事実に対しては、噛んだ犬が悪いですし、しつけが出来ていない飼い主さんが圧倒的に悪いです。

 

しかし、もしあなたが犬と触れ合う時のマナーやルールを知らないまま接し、無意識のうちに犬に怖い思いをさせてしまったとしたら…?

だとすると、たとえ相手側のわんちゃんと飼い主さんが悪かったとしても、犬と触れ合う時のルールを知らないという意味で、噛まれた側にも少しは原因があると私は思います。

 

犬にだって人間と同じように、がありますからね。

そして、犬と触れ合うのが上手な方は、その犬の性格に合った正しい触れ合い方を知っています!

 

そこで今回は、しつけのプロである私が、犬に噛まれやすい人の特徴と噛まれにくい人の特徴犬との正しい接し方についてお伝えいたします。

 

すぐちゃん
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犬と触れ合う時のコミュニケーションを知りたい方必見です!

 

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犬の噛む力はどのくらい?

犬を飼っていて、一度は噛まれた経験があるのではないでしょうか?

小型犬・中型犬・大型犬、体の大きさによっても違いがありますが、いざ噛まれたりしたらドキッとすることもあるかと思います。

そんな犬の噛む力はどのくらいあるのでしょうか?

  • 小型犬の噛む力の強さ➡︎100kg
  • 中型犬の噛む力の強さ➡︎100〜160kg
  • 大型犬の噛む力の強さ➡︎160〜200kg

また犬の噛む力は、

クロコダイル2268kg→カミツキガメ455kg→ハイエナ454kg→ライオン313kg→ホホジロザメ303kg→オオカミ184kg→犬(ロットワイラー)149kg

 

動物界の中でなんと7位なんです!

 

逆に人間で測定した結果が、最小27.5kg、最大100kgとかなり個人差がありますが、平均すると59kgほどしかありません。

犬の噛みは人間と比べると、2〜3倍ありますね。

こう考えると、あなたの犬が噛み癖をついて相手に対して、本気で噛んでしまうと大事故に繋がる恐れがあります。

 

すぐちゃん
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ですから、犬を迎えたら”しつけ”は徹底的に行う必要がありますね!

犬が噛むのには理由がある!

習性によるもの

子犬の甘噛みは、人の赤ちゃんが泣くのと同じように本能や修正によるものです。

この本能や習性による甘噛みは2種類あります。

 

1つは何かに噛みつき、かじり倒したいという欲求によるもので、アゴの筋肉を鍛えたり脳に刺激を与えて成長させたりする効果が期待できる「カジカジ噛み」です。

2つ目は、動くものを追いかけて噛みつきたい「興奮噛み」です。

 

これらを無理にやめさせることはできませんが、本能だからとなんでも自由に噛ませるのもよくありません。

遊び・好奇心によるもの

好奇心旺盛な子犬の場合、噛めそうなものであれば、なんでも1回は噛みつく傾向があります。

子犬は人と違って足や手のように使えないため、五感を駆使して興味の対象が一体何なのかを確認します。

 

においを嗅ぎ、食べられそうなものなら口に入れて確かめるなど、赤ちゃんと同じような行動をとります。

また、おもちゃとそうでないものの区別ができず、ソファやベッドなどの家具を甘噛みすることもあります。

留守番中の暇を紛らわせるため

家の中に愛犬しかいない留守番中は、自由にさせてしまうと暇つぶしに部屋の中の様々なものを甘噛みすることも。

とくに子犬の時から頻繁に留守番をさせている家庭は注意が必要です。

甘噛みを繰り返すうちに犬は、「噛むと退屈が紛れて嬉しい」と感じ、やがてそれが頑固な噛み癖になってしまいます。

嬉しい気持ちや楽しい気持ち高まって噛む

人の手や足を引っ張るように噛む、おもちゃや物を口で咥えて近づいてくる、噛む前にしっぽを振るといった仕草や行動が見られるときは、嬉しい気持ちや楽しい気持ちが高ぶっている証拠です。

とくに子犬は、嬉しくなったり楽しくなったりして人の手を甘噛みしてしまいがちです。

 

犬は生まれて50日目くらいまでに、親犬や兄弟犬と遊びながらお互いの体を噛み合い、”痛み”を学びます。

子犬の時期に人と触れ合う中でつい甘噛みをしてしまうのも、こうした遊びの延長といえるのです。

構ってほしくて噛む

飼い主さんに構ってもらいときや甘えたいときにも甘噛みをすることがあります。

甘えん坊な性格の犬や飼い主さんとのスキンシップが大好きな犬は、自分の相手をしてほしくて甘噛みをします。

しかし、ここで何らかの反応をすると、犬は「噛めば構ってもらえる」と勘違いするので気をつけましょう。

乳歯がむず痒い

子犬にとって、歯の生え替わりの時期は歯がムズムズしてしまいがちです。

この時期は歯のむず痒さが気になり、どうしても何かを噛まずにいられなくなります。

このタイプに見られる甘噛みの対象物は、人の手や足などの動くものというよりは、長い時間遊んでいられる家具などの動かないどっしりとしたものであることが多いです。

ストレスによるもの

散歩や運動の時間が足りてない、住んでいる環境に不安がある、飼い主さんとのコミュニケーションに満足していないなど、犬が何かしらのストレスを抱えていると、甘噛みをしやすくなります。

とくに小型犬よりも運動量が多い大型犬は散歩に行く時間が減ると体力を持て余し、甘噛みをする傾向があります。

 

噛むことによってストレスを発散させるという行為は、噛み癖の原因にも。

愛犬が頻繁に甘噛みをするときは、ストレスが溜まっていないかどうか、日々のお世話を振り返るようにしましょう。

犬が唸るのは噛む前の前兆!

犬に噛まれた経験がある人は、「ウゥゥ…」と唸られてから噛まれたなんてことがあるのではないでしょうか?

この「唸ってから噛む」というこの行動は、本気で噛んでくるものなので、もし噛まれたら全治一週間以上のケガと出血は免れないでしょう(笑)

ですから、噛み癖のある犬で唸っている時は、むやみに手を出すと噛まれる恐れがあるので注意してくださいね。

もし、あなたの愛犬の噛み癖がひどくなったり、しつけのみで対処できなかったりする時には、ドッグトレーナーや訓練士といった専門家に相談するといいでしょう!

犬が噛む人と噛まない人の特徴!

犬に噛まれやすい人とは?

  • 挙動不審な人
  • 犬が怖がることをする
  • しつこいくらいに触わろうとする
  • 犬との正しい接し方を知らない
  • むやみやたらに触わろうとする
  • 犬の気持ちを読み取れていない
  • 犬が触れてほしくない部位を触わる

これらの行動は、犬に噛まれやすい行動を無意識のうちに警戒心や不安を与えていることが多いと言えます。

また、初対面の犬と触れ合う時にこれらの行動を取ってしまうと、

悲しみのジャック
悲しみのジャック
この人なんか怪しいかも…

と思ってしまいます。

もしかすると、普段噛むことのない犬でも警戒して噛んでしまうこともあります。

 

逆に犬を飼われている方で、愛犬に噛まれる場合は、あなたとの関係性がひどく崩れている可能性も…。

「なんで噛んでしまうのか…」

その原因を見つけ出さない限り、いつまで経っても解決できません。

「時間が経てばそのうち直るでしょ!!」という考えをお持ちの方は、時が経っても噛み癖は直らないので、先にお伝えしておきますね!

 

ですから、もしあなたの犬の噛み癖で本気で悩んでいる場合は、トレーナーや訓練士さんといった専門家に相談を受けるといいでしょう。

犬に噛まれにくい人とは?

  • 穏やかな性格で落ち着いている人
  • むやみにやたらに近寄らない
  • 親子のような関係性を築けている
  • その犬の性格に合った触れ合い方を知っている
  • 犬好きオーラが出ている

犬に噛まれにくい人の特徴は、犬を犬としてみている人ですね!

犬を犬としてみている人は、犬を飼った経験がある人や動物関係のお仕事をしている人は、今のその犬の状態をみて、どんな接し方をすれば良いのかを理解しています。

 

例えば、臆病な性格の犬で他の人や犬と触れ合うのが苦手だとします。

そんな怖がりな犬の気持ちを無視して、むやみやたらに触れ合おうとすると、緊張や不安から自分を守るために噛みに繋がる可能性もあります。

このような場合の対処法としては、むやみに触らないということです。

臆病な犬は、初対面の相手と仲良くなるのに時間がかかるので、じっくりと時間をかけて仲良くなる必要があります。

 

ですから、まずは犬があなたのことを良い人だと思ってもらえることから始めてみてください。

それができたら、あなたのにおいを嗅がせてあげたり、軽く触れ合ったりして少しずつ心の距離を縮めていきましょう。

犬の噛みつき癖を直す方法

噛めない環境を徹底的に作る

文房具やスリッパ、靴下、ハンドタオルなどは飼い主さんのにおいがついてるため、犬にとって魅惑のアイテム。

これらのものが床に落ちていたり置いてあったりすると、犬は自由に噛んでしまい、噛み癖が悪化することになります。

 

噛まれて困るのは、犬が届かない高い場所や扉付きの棚などに片付けることを徹底して、もしゴミ箱の中にあるものを出して噛んでしまう場合は、届かないような高い場所におく、フタ付きのゴミ箱に変えるようにしましょう。

「チョウダイ」を犬に教える

普段から「チョウダイ」を教えるときは、おもちゃを咥えさせた犬の鼻に、おやつを握った手を近づけてにおいを嗅がせながら、「チョウダイ」と言います。

続いて、犬がおもちゃを口から離したタイミングでおやつを与え、「イイコ」と褒めます。

離したおもちゃは背後に隠すのがポイントです。

 

噛んで欲しくないものを噛んでいる時だけこの方法を使おうとすると、おやつが欲しくてわざと物を咥えておねだりする行動が増えて困ることもあります。

普段からおもちゃ遊びの中で、積極的に遊びの機会を持ちましょう。

安全で快適な留守番環境を整える

愛犬に長時間の留守番をさせる場合は、家は家具を噛めない、そして噛まなくていい環境を作ることが重要です。

トイレや水入れ、噛み壊さないゴム製のおもちゃを入れた広めのサークルを用意し、安心して休める寝床を併設します。

愛犬の留守番環境を安全で快適なものへと整えることが大切です。

散歩で犬の噛みたいエネルギーを発散

何かを噛みたい欲求が強い子犬期には、散歩を通じてエネルギーをたくさん発散させると、噛み癖を軽減できます。

天候の悪い日を除いて、子犬期には散歩の時間を毎日長めにとるのがよいでしょう。

帰宅後に犬が疲れて寝てしまうくらいの散歩量を意識してみてください。

 

ただし散歩デビューしてから間もない子犬に関しては、無理せず室内で遊んでエネルギーを発散させてあげましょう。

犬の葉が当たったら無視して手を引っ込める

飼い主さんの手への甘噛みをそのままにしていると、「手を噛んでいいもの」と犬が錯覚してしまいます。

手を甘噛みされたら噛み続けられないよう、すぐに無言で後ろに隠してください。

 

手をすぐに出すとまた甘噛みされることがありますので、犬が落ち着くまで手は引っ込めたままにしておきましょう。

「噛んだら構ってもらえなくなる」ということが犬も伝わり、甘噛みしやすくなります。

人の足に噛みつく場合には足を犬の上に挙げる、無視がわかりやすいように部屋からいなくなるほども効果的です。

犬が自発的にオスワリをしたら遊ぶ

噛めば構ってもらえると思ってる愛犬には、自発的なオスワリを促すのも効果的です。

飼い主さんのそばで犬が自然にオスワリをしたら、すぐおやつやおもちゃを与えて「イイコ」と褒めてあげましょう。

これを繰り返すうちに、犬が「オスワリをしたら構ってもらえる」と認識して、相手をしてもらおうと噛むことが減ります。

 

飼い主さんに構ってもらうにはどうしたらいいのかを、愛犬に教えるつもりで行なってみましょう。

飼い主さんから愛犬を遊びに誘うことを心がける

愛犬に留守番をさせる前や留守番後は、愛犬に誘われるよりも先に飼い主さんから遊びに誘いましょう。

 

飼い主さん1人では、構ってあげられる時間にも限りがありますので、そんなときは家族や親しい人に協力してもらい、構ってあげられる時間を確保してみてください。

引っ張りっこ遊びは、飼い主さんが疲れにくいわりに、犬が全身を使って運動できるのでおすすめです。

犬が遊べるグッズやおもちゃを活用

甘噛みを予防するには、家具の棚などに苦味スプレーを使用して、噛んでほしくないものを噛めないようにするといいでしょう。

また、同時に愛犬の噛みつき欲求を満たしてあげられるグッズやおもちゃを活用してみましょう。

木製の家具などを噛みがちな犬には、木製のおもちゃを与えてみてください。

 

噛み応えがあり、長い時間を噛んでいられるガムやアキレスも効果的です。

パッケージを見て、愛犬の月齢・年齢に合ったものを選んであげましょう。

たくさんカジカジしても壊れにくいゴム製のおもちゃも何かと役に立つ優れものです。

 

興奮しがちな愛犬には、噛んで振り回したり、引っ張りこしたりできるボア製のおもちゃやぬいぐるみ、ロープの素材でできたおもちゃを与えると良いでしょう。

噛み方によっては、歯が割れてしまう事故が起きる恐れもあります。

愛犬がどのように噛むのか、はじめて与えるときはよく観察して安全なおもちゃを選んであげましょう。

まとめ

以上、犬が噛む人と噛まない人の特徴について解説いたしました。

本文でもお伝えいたしますが、犬に噛まれやすい人の特徴は、

  • 挙動不審な人
  • 犬が怖がる事をする
  • しつこいくらい触ろうとする
  • 犬との正しい接し方を知らない
  • むやみやたらに触ろうとする
  • 犬が触れてほしくない部位を触わる

があります。

 

逆に、犬に噛まれにくい人の特徴は、犬の正しい接し方を知っている方です。

犬と触れ合う時に、「この犬はフレンドリーかな?それともシャイかな?」とその犬の性格を見極め、接し方を変えることで犬はその人のことを信頼し、敵対意識を持たなくなるのです。

犬を飼ったことがない方や犬の知識が少ない方の場合は、警戒心の強い犬や怖がりな犬と触れ合うのは難しいと思います。

 

どう接していいか分からない場合は、飼い主さんから「どんな風に触ったらいいですか?」と聞くことで正しい接し方を教えてくれるかもしれません。

犬によってはすぐに心を開いてくれる犬もいれば、なかなか心を開かない犬もいます。

そんな時でも、焦らずに時間をかけてゆっくりと関係性を築いていきましょう。

 

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