「犬同士の喧嘩が絶えない…」
「犬同士が喧嘩したときの対処法が知りたい…」
多頭飼いもしくは、散歩中やドッグランなどで他の犬と目が合っただけで、喧嘩になってしまい困っていませんか?
なぜ喧嘩をするのか、さらには喧嘩を止めようにも、興奮している犬をどう止めたらいいのかと悩んでる飼い主さんも多いかと思います。
そこで今回は、犬同士が喧嘩をする原因と対処法について解説いたします。
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もくじ
犬同士が喧嘩をする時の原因とは?
こういったことから犬が群れを作って暮らすのは本能でもあります。
さらに「群れ」は、厳しい序列で形成されていて、強いリーダーから順番に獲物の柔らかい部分を食べていくなど、縦社会によって成り立っているのです。
この序列の争いは、遊びの延長、犬社会でのルールの教育や威嚇、そして「喧嘩」という形で、上の立場になったり、逆転されたりすることで順位が決まってしまいます。
多頭飼いをしていて、強い犬が高齢犬になることで、序列が低かった犬との順位が逆転することは有り得ることです。
人間が愛犬と暮らす環境下では、リーダーは「人間」となり、犬は強いリーダーに従う、服従する本能があるため、飼い主さんの指示に従います。
多頭飼いのケースでは、さらに家族という群れの中でリーダー以降の順位付けを行う過程で愛犬たちが「喧嘩」をするのです。
犬の喧嘩を仲裁する方法
冷静になる
犬が喧嘩をしてしまった場合は、飼い主側が冷静でいることが肝心です。
喧嘩を仲裁する際の注意点として、首輪を掴んで止めようとしてはいけません。
衝動的に首輪を掴んでしまいがちですが、まったく攻撃性のない犬でも喧嘩の最中であれば、反射的に人に向かってきて噛む可能性があります。
犬が体を固くし、遊びではなく明らかに喧嘩をしている状況であれば、手を出さないほうが賢明です。
できるだけ大きな音を出す
犬の喧嘩は長続きはしません。
仲裁方法として、手元にある物を使って大きな音を立てましょう。
大きな声を上げる・甲高い声で叫ぶ・足を踏み鳴らす・手を打ち鳴らすなど、犬の注意を引く行動をとりましょう。
金属製の犬用のボウルやゴミ箱など近くにあれば、互いに打ち鳴らすのも効果的です。
犬に水をかける
水(できるだけ大量に)を使って犬の注意を引くことができます。
喧嘩中の犬にホースやバケツで水をかけるか、何もなければコップの飲み水でもよいでしょう。
大抵の場合は、問題なく犬は離れていきます。少し濡れてしまいますが怪我をさせずに済みます。
ドッグランなどの初対面の犬がいる場所へ行く際、緊急時に備えてスプレーボトルを用意しておくとよいでしょう。
バリアを使って犬を引き離す
2匹の犬の間に入れて、引き離すことができる物を探しましょう。
大きなダンボールやベニヤ板、ゴミ箱のふた、太い棒などを使うと手に怪我をする危険を冒さずに犬を引き離すことができます。
犬に毛布を投げかける
相手を見ることができなくなると、喧嘩をやめる犬もいます。
大きな毛布やタープ、上着などの不透明な部分もあれば、喧嘩中の犬に投げかけ落ち着かせましょう。
犬の喧嘩を止める方法
「犬同士の喧嘩」というものは、ご相談が多いです。
ケンカといっても、犬同士を全く一緒にすることができないというようなものではなく、特定の状況でケンカになってしまうけど、どうしてなのか分からないし、対処の仕方も分からないというものです。
先日、お客様からあったご相談は、「さっきまで仲良く遊んでいたと思ったら、急にケンカになる。2匹がケンカせず仲良く遊べるようにするにはどうしたらいいですか?」という内容でした。
この2匹は飼い主さんが投げたボールを追いかけて、持ってくるという遊びをしていたのですが、2匹が同じスピードでボールに近づいてしまうと、ケンカになることがあるようなのです。
まず、ケンカをさせない解決法としては、「この遊びをしない」ことです。
2匹がボールを追わなければ、ケンカは起きないわけですからね。
飼い主さんがボールを投げなければ済む話です。
しかし、この2匹は毎回ケンカをするわけではなく、ほとんどは楽しく遊んでいるので飼い主さんはこのボール投げという遊びを諦めたくないとのことでした。
そうなると、答えは一つ。
犬をコントロールするしかありません。
この「ボールを追いかけてケンカになる」というのはよくあることで、うちの近所のドッグビーチやドッグパークでもヒヤッとする瞬間によく出くわします。
そのことを理解している飼い主さんがしている行動は、自分の犬を呼び戻すことなのです。
「そんなことか〜」と思うかもしれませんが、意外とできないことが多いのです。
このシチュエーションで、ケンカが起こる原因というのは、まず犬がボール好きで追いかけることに興奮をすること、ボールを追いかけてる最中にもっと興奮状態になること、やっとボールに近づいたと思ったら、横から同じボールを取ろうとする犬がきて、興奮度がとっさに上がっているので、とっさに攻撃してしまうということです。
冷静な判断ができないことが他の犬への攻撃へと繋がってしまうので、飼い主さんはその前に(興奮が上がりきる前に)犬のコントロールをしているのです。
なんで同じようにボール好きでもケンカになる犬とならない犬がいるのか?
例え話ですが、我が家には犬が2匹いて、どっちともボールを追いかけることが好きですが、ケンカにはなりません。
それはボールへの執着度は高くなく、どちらもボールを譲っても構わないという気持ちがあるからです。
でも、これはしつけによってそうなったというよりも、元々の気質も大きく関係しています。
「ボール好き度」
「興奮度がどこまで上がるか、興奮度が上がるスピード」
「興奮しているときに周りを冷静に判断する能力」
ボールを巡って犬同士がケンカするかしないかというのには、こういった犬の気質というのも関わってくるのです。
なので、愛犬がこのシチュエーションでケンカをするのであれば、興奮が上がりきる前に止めることで、ケンカを防ぐことができます。
それに「犬がボールを取りにいきたい」という欲求よりも、飼い主さんの言うことを聞くような関係が築くようになることは、犬との理想の関係により近づけるでしょう。
今回は、ボールを巡ってのケンカについてお話ししましたが、これはご飯をめぐるケンカ、ベッドをめぐるケンカ、なんでも同じことです。
その執着や欲求、興奮が相互に作用して、ケンカが勃発します。
犬の好きなものをすべて生活の中から排除することで問題は解決しますが、それでは犬との生活は楽しめないですよね?
犬の「好き」「執着」「欲求」「興奮」といったこれらの度合いを飼い主さんがコントロールすることで、犬同士の争いを避け、信頼できるリーダーになっていくことができます。
もちろん、一日で築けるものではありませんので、こういったことを意識することを生活の中に取り入れることから始めてみましょう!
犬同士の喧嘩は事前に阻止することが大切!
飼い犬と他の犬との交流の仕方を観察する
愛犬が吠えたり、飛びかかったり、噛み付くような素振りを見せますか?
普段は激しい遊びを好みますか?
あなたの犬が他の犬にとるいつもの行動が分かっていれば、喧嘩の兆候を知ることができます。
犬の体に注意を払う
ただ遊んでるだけでも、喧嘩しているように見えることがあります。
犬は遊んでいる最中にも、唸ったり、噛みつくように威嚇したり、乱暴に噛み合ったりします。
犬が発する声ではなく、体の状態を観察しましょう。
体のゆったりとリラックスしてしっぽを振っていれば、ただ遊んでるだけでしょう。
しかし、体に緊張感があり硬直してしっぽが下がっている場合は、まさに喧嘩が始まる状況かもしれません。
ちょっかいや過激な遊びをやめさせる
一方の犬がプレイタイムだと思っていても、もう一方の犬はそう思わないことがあります。
この場合は、犬を引き離すのが聡明です。
たとえ、双方が遊んでいるように見えても、過激に遊びに発展することがあります。
大型犬が誤って、小型犬に怪我を負わせてしまう場合もあります。
競合させない
犬はごはんやおもちゃに対して、占有欲を示す場合があります。
他の犬種に比べてお気入りの物により執着する犬種がいる一方、他の犬が近づいて来た時に喧嘩を防ぐことができます。
あなたの犬が他の犬と遊んでいる時は、おやつやごはん、おもちゃを遠ざけましょう。
多頭飼いの犬にごはんを独り占めする傾向があれば、それぞれの別の部屋でごはんを与えましょう。
仲良く遊ぶようにしつける
犬を初めて犬を迎える際、他の犬と喧嘩しないように教えることが飼い主の責任です。
悪いことをしたら叱る、良いことをしたら褒めるというメリハリをつけましょう。
また、噛んだり、唸ったりするなどの攻撃的な行動をとったら、他の犬から離して落ち着かせます。
呼んだら来るようにしつける
あなたの犬が「おいで!」の指示にいつも従うのであれば、大抵の場合は状況が悪化する前に解決できるはずです。
子犬のうちに「来い」や「待て」などのコマンドを教え、特に他の犬がいる場所で従うように練習しましょう。
まとめ
以上、犬同士が喧嘩をする原因と対処法についてまとめました!
犬同士の喧嘩を止めるパターンはいくつかあります。
ただし、一番重要なのは、飼い主側が犬同士の喧嘩を未然に防ぐことです。
本文でもお伝えしましたが、
- 飼い犬と他の犬との交流の仕方を観察する
- 犬の体に注意を払う
- ちょっかいや過激な遊びを止めさせる
- 競合させない
- 仲良く遊ぶようにしつける
- 呼んだら来るようにしつける
となります。
これ全部やれ!といっても流石に難しいと思うので、飼い主さんが「これは足りていないかな〜」と思うものから始めてみてください。
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