子犬のしつけ

犬におやつはいつから与える?正しい量や回数、種類を優しく解説!


すぐちゃん
すぐちゃん
こんにちは、ドッグトレーナーの根本すぐるです!(@sugudog0801)

 

「おやつはいつ頃からあげればいいですか?」

 

という質問をよく受けます。

 

そんな質問に僕は、こう答えています。

 

「おやつをあげ始める時期は生後3ヶ月からです!」

 

大抵のお客様は、「そんな早い時期からあげてもいいの?」

と驚きますが、基本問題ありません。

ただし、子犬の月齢によっておやつを選ぶ必要があります。

固いものだったり、大きいものがあったりするので。

 

そこで今回は、

  1. 子犬におやつをあげ始める時期
  2. 子犬の月齢に合ったおやつの選び方
  3. 子犬の1日のおやつ量
  4. おやつをあげるメリットとデメリット

についてお話します。

その他にもおやつをあげる際の注意点やポイントを優しく解説します。

 

すぐちゃん
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ぜひご覧くださいね!

 

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子犬におやつをあげてはいけない時期

おやつをあげてはいけない時期ってあるのかい?
すぐちゃん
すぐちゃん
あります、この時期だけは絶対にあげないでください!

 

それは離乳食をあげている時期です。

 

その時期は、まだ胃腸が未発達なのでおやつを消化できずに小さな体の中に残ってしまいます。

ですから、まだミルクを飲んでいたり、ふにゃふにゃにふやかしたドッグフードを食べさせている時期は、おやつを絶対にあげないでくださいね。

 

とはいえ、

ペットショップやブリーダーなどで引き取る場合は、生後3ヶ月以降が多いので、あまり気にする必要はないでしょう。

 

ただし事情によっては、

月齢の低い子犬を迎えることがあったり、月齢が高い子犬でも獣医師さんの指示で離乳食を食べさせることもあります。

そのような場合でも、

自分の判断だけで決めるのではなく、行きつけの獣医師さんに相談するなどして適切な指示で対応しましょう!

子犬におやつをあげ始める時期|月齢に合わせて選ぼう

子犬におやつをあげ始める時期は、

「生後3ヶ月以降」にしましょう。

それには理由があって、

まだ幼いがゆえに内臓の発達が未熟だからです。

子犬の月齢に合わせておやつを選んでいきましょう。

生後3ヶ月の場合

ようやくそろそろ、ふやかしたフードからカリカリのフードに変わる時期でしょう。

 

先ほどもお伝えしましたが、

まだ月齢の低い子犬の時期は、内臓が発達しておりません。

 

その状態で、固いものや大きなものをあげてしまうと、

  • 内臓内の粘膜を傷つける
  • おやつが内臓内に詰まる

などの危険性があります。

 

なので、はじめの3〜6ヶ月頃は、

柔らかいボーロやクッキーからあげましょう。

これなら、万が一飲み込んでしまっても溶けやすいのでおすすめです。

 

ちなみに、我が家のジャックに初めておやつをあげたときは、

喜んだジャック
喜んだジャック
なにこれ、うますぎるんですけど・・・。

もう感動しすぎて微妙な反応でした、でも舌をずっとペロペロしていましたね(笑)

生後6ヶ月の場合

この時期から内臓の機能が発達してきて、子犬の歯もちょうど乳歯から大人の永久歯に生え替わっています。

この時期になれば、

骨などの固いおやつや歯磨き用のおやつなどをあげてもいいでしょう。

 

しかし、これらの固いおやつをあげる注意点として、

すぐちゃん
すぐちゃん
あなたの愛犬のサイズに合ったおやつをあげてくださいね!

そうでないと、

丸呑みしてのどに詰まってしまう危険性もあるので十分に注意しましょう。

1歳の場合

どんなおやつを選べばいいのかしら?

もういろんな種類のおやつを食べれる時期なのでいっぱいありすぎて迷ってしまうかと思います。

 

そんなときは、

あなたの愛犬が好むおやつをゆっくり探してみてはいかがでしょうか。

 

あ、ちなみに「これは絶対においしいよ!」と愛犬のために選んだとしても、食べてくれないこともあります。犬にも好き嫌いがあるので・・・。

そうなると、

お金の無駄遣いになってしまうのでお試しで小袋サイズで買うのがおすすめです。

ボタン

シニア犬の場合

高齢犬にあげるおやつとしておすすめなのが、

やわらかくて消化のいいものです。

 

私たち人間もそうですが、

年をとると歯や歯茎がもろくなり固いものを食べたくなくなりますよね?

このような現象は、犬にも起きます。

また年齢とともに消化機能も衰えてくるので、消化の悪いものはなるべく与えないようにしましょう。

 

すぐちゃん
すぐちゃん
「シニア用」と書いてあるおやつをあげるのはおすすめですよ!

※個体差によって異なります。

子犬のおやつ量は1日どのくらい?

おおよその目安は、

生後3ヶ月(体重2.5kg)

ささみジャーキー5g程度

生後6ヶ月(体重4kg)

ささみジャーキー7g程度

すぐちゃん
すぐちゃん
子犬の月齢によっておやつの量を変えましょう!

 

おやつの悩みでよくあるのが、

おやつの味を覚えてしまいフードを食べなくなってしまうことです。

ドッグフードと比べておやつはほとんど栄養がありません。

だからこそ、1日決められたおやつの目安量をあげるのがベストです!

子犬におやつを与えるメリットとデメリット

「実際におやつをあげる必要ってあるの?」

という飼い主さんからの質問が多かったです。

そこで、おやつをあげるメリットとデメリットをまとめたのでお話ししますね!

おやつを与えるメリット

トレーニングの成果があがりやすい

おすわりやふせなどを覚えさせたい時におやつは効果的です!

犬にとっておやつは最高の嗜好品なので、

喜んだジャック
喜んだジャック
おやつをもらえるなら何でもするぜ!

ぐらいの気合が入ります。

ちなみにおやつのあげすぎには注意!特に小型犬は太りやすいので(笑)

 

他の人からおやつをもらうことで社会化の訓練になる

子犬のうちから家族以外の人とコミュニケーションをとるのは大切です。

元々フレンドリーな性格なら、そこまで触れ合う必要はありません。

ただ、シャイな性格だと、成犬になってまでも他の人や犬に対してビビってしまいます。

その犬が好物のおやつをあげてコミュニケーションをとるなど、おやつを通じて触れ合う機会を与えてみましょう!

 

お金の節約になる

つい愛くるしい愛犬のためにおやつを買ってしまいますよね。

すっごく分かる!(笑)

でも愛犬のためにと買い続けていたら毎月の出費が大変です

そんなときは、上限額を設定しておくのがおすすめです。

  • 「おやつは1日2個まで!」
  • 「毎月3000円と決めたらそれ以上は買わない!」

これを徹底すれば、愛犬のための無駄遣いが減ります、辛いけどww

おやつを与えるデメリット

太りやすい

1日に与える目安量を決めておかないとブクブク太っていきます。

「つい可愛くてあげてしまうのよね!」

と言い訳をする飼い主さんのために一言。

愛犬が太ってしまった時のことを想像してみてください。

もし病気などで獣医師さんから痩せろ命令が出たら、もう二度と愛犬の大好きなおやつをあげられないかもしれません。

 

そっちのほうがかわいそうではありませんか?

 

だったら、1日にあげるおやつ量を決めて体重管理をしながら与えたほうが犬にとっても絶対に良いです。

愛犬が病気になったことを想像しておやつを与えるようにしましょう。

 

偏食になりやすい

とは言いつつ、わたしの家族も愛犬に人間食を与えてしまったせいで、味を覚えてしまいドッグフードを全く食べなくなった時期がありました。

 

もしおやつを与えた後にフードを食べなくなった時期が合った場合は、

  • おやつをあげる頻度を減らす
  • いっそのことおやつをあげない

という選択肢を考えることも頭の中に入れておきましょう。

 

栄養不足になる

おやつを与えすぎてしまうと、

お腹いっぱいでドッグフードを食べなくなる可能性があります。

当然、おやつだけでは栄養不足になります。

また、ドッグフードと比べておやつはたくさん種類と味があるのでフードに飽きてしまう場合もあります。

気分屋や食が細かったりする場合は、

おやつを一度中断するのも一つの手かと思います。

 

アレルギー反応を起こしやすい

おやつの成分によって、アレルギーに反応してしまう子犬がいます。

なので、おやつを与える前に健康診断や血液検査をしてアレルギーがあるかないかの確認を必ず行いましょう。

もし、あった場合はおやつを購入する際にアレルギー成分が入ってないかのチェックを忘れないよう注意してください。

おやつを与えるタイミング

ぼくがおやつをあげるときは、

  • お留守番時
  • トレーニング時

にだいたいあげるようにしています。

その2つの理由をお話ししますね!

トレーニング時

ぼくがおやつを使うときに一番多いのがトレーニング時です。

(フードを食べてくれるなら優先的に使います。)

その前になぜトレーニング時におやつを使うのかを先に説明しますね。

 

それはトレーニングの成果を格段にあげるためです。

 

例えば、おすわりを教えてたとしましょう。

その時にお尻が地面につける練習をしていきます。

すると、

喜んだジャック
喜んだジャック
これをやればおやつがもらえるんだね!

と少しずつ覚えるようになります。

 

たまに

「おやつを使わないで教えたいのですが・・・」

という質問を受けますが、これはマジで難しいです。

 

私たちはお金をもらうために働くように犬もトレーニングをしたらおやつをもらえるのです。

ですから、まずはおやつを使いながら少しずつ愛犬に信頼してもらうところから始めていきましょう。

 

お留守番時

「お留守番をさせる前におやつを使用するのも効果的です。

ちなみに、

「行ってくるからね〜〜」

って愛犬に伝えてから外出するのはあまりよくありませんよ。

 

場合によっては、

「散らかしてもいいんだよ」

と犬自身が理解してしまうかもしれません。

 

もちろん留守番中でも「イタズラをしないよ〜」の場合は問題ありません。

なので、対処法の一つとしておやつをあげて気を散らすのもおすすめですよ!

1番大変な子犬の時期に最適なおすすめグッズを紹介!

こんな方におすすめ(^ ^)

初めて子犬を飼うので育て方が分からない

子犬のためにできるだけ良いものを厳選してあげたい

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ご注文された物のなかには、

  • 子犬の成長に合わせたしつけ本
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などなどあなたの愛犬の月齢に合わせたぴったりなグッズを揃えてあります。

あなたの愛犬に合ったぴったりなグッズを揃えて、子犬育てをもっと楽しみましょう!!!

まとめ

いかがでしたか?

子犬におやつを与える時期は、

生後3ヶ月以降で、子犬の月齢に合わせておやつを選びましょう!

あとおやつをあげる回数を決めておくと、お金の節約になるかもしれませんね。

 

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