そのようなお気持ちを抱えながら、お散歩していませんか?
お散歩とは、犬の運動欲求を満たすためでもありますが、愛犬と良好な関係性を築けているかどうか確認する場でもあります。
あなたの愛犬が毎日のお散歩で、穏やかにストレスなく散歩できている場合は、良好な関係性を築けている証拠です。
逆に、飼い主さんのペースに全く合わせようとせず、好き勝手に歩いたりすれ違う相手に吠えているなら愛犬とあなたの関係性は最悪と言ってもいいでしょう。
こんな状態で散歩していても、全然楽しくないですよね?
そこで今回は、愛犬と楽しくストレスのない散歩方法をしつけのプロである私がお教えいたします!
具体的には、
- 散歩のしつけが必要な理由
- 散歩マナーの基本
- 散歩中のしつけ方法
の豪華3本立てで解説いたします。
\公式LINE@リニューアルしました^^/
オンラインしつけ相談実施中!(県外ok)
トレーニング実績500頭以上の訪問しつけのプロである私がご愛犬と飼い主様が幸せに暮らせる方法をご提案いたします。
【今なら期間限定!】公式LINE@登録で「愛犬から信頼されるしつけ講座4日間の特別レッスン」をプレゼント!
皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!!
もくじ
散歩のしつけが必要な理由
- 誤飲
- 首への影響
- 脱走の危険
- 飼い主の怪我
- 通行人の怪我
犬にとっての危険
誤飲
犬が自由に散歩している場合、多くの犬が地面に鼻を近づけて匂いを嗅いでいます。
そんな時に、コンビニについたいい香りを嗅いでしまうと、袋を食べてしまう危険性が出てきてしまいます。
首への影響
強くリードを引っ張る犬の場合は、首への負担が大きくなってしまいます。
それによって、首への障害が発生する場合もあります。
脱走の危険
何かを見つけて突進してしまうような犬だと、そのまま脱走して事故に遭ってしまうことがあります。
飼い主の危険
強く引っ張られた際に、飼い主さんが転倒してケガをしてしまうケースもあります。
他人への危険
通行人に飛びついてしまったり、噛んでしまったりという事故が起きてしまった場合に、通行人がケガをしてしまいます。
犬の散歩マナーの基本
必ずリードをつないで散歩する
愛犬と散歩中にリードなしはNGです。
たまに見かけるノーリードでの散歩はほんとやめましょう(笑)
ノーリードを行う飼い主さんのほとんどは逃げないからと安心しています。
しかし、これでは愛犬の安全は守れません。
たとえ犬が逃げなくなくてもちょっと飼い主さんから目を離した途端に車に轢かれてしまったり、犬の興味の引くものを追いかけてそのまま迷子になってしまったり、人をみて興奮して飛びかかってケガをさせてしまうなど、多くの危険を伴います。
たとえ逃げないおとなしい犬でも必ずリードをつけましょう。
うんちは必ず持ち帰る
犬の散歩中のうんちの処理を忘れずに必ず持ち帰りましょう。
放置しておくと、とても不衛生ですし、他のわんこが臭いを嗅いだり食べてしまって不愉快な思いをされてしまいます。
また袋でうんちを取ったにも関わらず、公園のゴミ箱などに捨てていく姿も見受けられますが、袋で縛っていてもゴミ箱から臭いがしてしまいますので必ず持ち替えるようにしましょう。
おしっこは水で流す
おしっこの場合には、取り除くのは無理なので最低限の気配りとして水で流すようにしましょう。
民家の塀などにかけてしまった場合に放置してしまうと、家の前が臭くなってしまうのは不愉快です。
周囲の歩行者に常に気配りを
街を歩いてる人や散歩中に出会う人の誰もが犬好きとは限りません。
散歩中は、”犬嫌いの人もいる”ということを常に忘れず、周囲の人との位置関係に注意しましょう。
- 通行の妨げにならないよう、犬の道の端に近い側を歩かせる
- 人とすれ違う時は、その人と愛犬の間に自分が入るよう意識する
- 向こうから歩いてくる人が犬を怖がっていないか常に気を配る。怖がっている時は、立ち止まって犬を座らせるか、フセをさせましょう。あるいは抱き上げるのが好ましい配慮です。
リードは短めに持って歩く
リードは基本的に短めに持ちましょう。長くしていると、思わぬ事故を引き起こしてしまう恐れがあります。
例えば、
- 他の人の足にリードが絡まる
- リードに気づかないまま走ってきた自転車に車輪が引っかかる
などの可能性もあります。
特に、人通りや車の走行が多い場所では、リードを短めに持って散歩することが大切なマナーです。
飛びつかせない・吠えさせない
散歩をしている時に起こりがちな問題として、「飛びつく」と「吠える」の2点があります。
人が大好きな犬は、その表現の一種として飛びつこうとすることもあります。
襲いかかろうというつもりではなくても、犬が苦手な人なら恐怖を感じるでしょう。
犬好きな人でも不意に知らない犬が飛びついてきたら驚いてしまいます。
他の犬と出会ったら慎重に反応をみる
愛犬を散歩していても他の犬と出会ったら、まずは注意深く様子を伺うことが大切です。
それぞれの犬には個性があり、犬同士の相性にもあります。
無理やり挨拶させたり、遊ばせる必要はありません。
また犬同士の挨拶をする際に、相手の飼い主さんが嫌そうにしている時には、無理に挨拶させてはいけません。
問題がなそうに見えた場合でも、事前に「挨拶させても大丈夫ですか?」などと声をかけることがマナーです。
お互いの犬の性格を確認し合い、様子を見ながらゆっくり近づけるようにしましょう。
犬の散歩頻度はどのくらい?
犬の散歩は毎日行くのが基本です。
「1日2回朝夕の30〜60分程度」で行うのがベストです。
散歩に行く時間帯は暑さや寒さによって変わってきますが、犬が散歩しやすい時間は15〜25度です。
夏の時期は、
- 早朝5〜6時
- 日が降りる時刻の17〜18時以降
がベストな時間帯です。
真っ昼間から散歩してしまうと、熱中症や脱水症状になる確率は高くなります。
しかも地面(アスファルト)が熱くて肉球が火傷してしまう恐れがあるので十分に注意してくださいね!
冬の時期は、
犬にとって過ごしやすい季節で太陽が高く登った時間がベストです。
しかし、あまりにも朝早くて気温が0度以下で散歩してしまうと低体温症になり肉球が凍傷する恐れがあるので注意しましょう。
犬と散歩する時の服装は何を着ればいいの?
お散歩時の服装は、何を着ていても問題ありません。
ですが、散歩の途中で公園などで遊んだり、雨の日の散歩は、汚れてもいい服を着たほうがいいでしょう。
犬の散歩のしつけ|拾い食い編
犬はしつけをしない限り、拾い食いする生き物です。
なぜなら、犬は地面に落ちている物を食べてはいけないルールがないからです。
ですから、愛犬と信頼関係を築けていない状態で、「やめなさい!、ダメでしょ!」とリードを引っ張ったところで、根本的な行動の改善には繋がりません。
それどころか、
という犬の意地を引き出す悪循環にもなりかねません(笑)
犬の散歩のしつけ|吠えグセ編
散歩中の吠えを解決するにいたって、
「なぜ吠えるのか」を考える必要があります。
- When:いつ吠える?
- Where:どこで吠える?
- What:何をしている時に吠える?
- Who:誰に(何に)対して吠える?
- How:どのような吠えなのか?
①〜⑤を書き出しましょう。
すると、【Why:なぜ吠えるのか?】の原因に気がつく飼い主さんもいるはずです。
例えば、
フレンドリーな性格で構ってほしくて吠えているのか。
それともシャイな性格で警戒心が強くて吠えているのか。
吠える理由が違うだけで、解決方法も変わってきます。
また、犬の吠えや噛み癖に関しては、ドッグトレーナーや訓練士などのプロの専門家に直接相談することをお勧めします。
そうすることで、実際に起きてる犬の本質的な問題行動を発見し、適切なアドバイスをすることができるからです。
犬の散歩のしつけ|引っ張りグセ編
愛犬とお散歩中に飼い主さんが1番悩むのが、引っ張り癖です。
ガツガツ引っ張る犬に対して、「引っ張らないで!」と叱ったところで、愛犬の耳に一切響かず、、頭を抱えてしまう飼い主さんが多いです。
犬が散歩中にリードを引っ張ってしまうのは、
- お散歩が大好きすぎてたまらない
- 飼い主にそもそも興味がない
- 飼い主の横で歩くしつけを教えていない
といった理由が多いです。
解決方法はこちらから(^ ^)チェックしてね!
犬の散歩コースを変えるメリット
- 犬の認知予防になる
- 縄張り意識が強くなるのを抑える
- ストレス軽減
犬の認知予防になる
実は、お散歩コースを変えると老化を遅らせたり、認知症の予防ができるのです。
その理由は、いつもと違う景色や匂い等によって、脳を活性化させることができるからです。
毎日のお散歩すること自体がすでに刺激となりますが、毎日変えることでより一層刺激を与えることができます。
縄張り意識が強くなる
家や同じ散歩コースなどの決まりきった環境しか知らない犬は、そのエリアに対する犬に縄張り意識が強くなってしまいます。
縄張り意識が強くなり、いつもの散歩コースにいないものを外敵だと思い、吠えたりする場合もあります。
ストレス軽減
コースを考えるのが大変だな〜と思っている方は、以下のコースを考える上で参考にしてみてください。
- いつもの散歩コースを逆に回ってみる
- いつもは通らない細い道を通ってみる
- いつも曲がる道を曲がらない
などなど。
もっと刺激を与えたいなら、公園などに行ってアスファルトの上だけではなく、砂利の上を歩かせるのも良いですね!
食後の犬の散歩は危険!
食後の直後に散歩すると、胃捻転という症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
胃捻転とは簡単に説明すると、何かの原因により胃がひっくり返り、他の臓器を圧迫してしまうことを言います。
致死率が大変高い病気で、特に大型犬にみられます。
症状
- おなかが膨れる
- よだれが大量に出たりする
防ぐ方法
- 犬に水を一気に大量に飲ませない
- 犬の早食いを気をつける
- 食後2時間程度の時間を空ける
また、散歩後すぐに食事をさせるのも胃捻転になる可能性があります。
私たち人間も激しい運動をしてすぐに食事をすると具合悪くなりますよね、それと同じです。
もしも散歩後の食事をさせるのであれば、大体1時間程度の時間をあけてご飯を与えましょう。
運動後はお腹も減りますので、食後に散歩するのではなく、散歩後に時間を置いて食事を与えた方がおすすめです。
まとめ
愛犬とお散歩するにあたって、マナーを絶対に守らなければいけません。
そして、愛犬にマナーを教えるのも飼い主の役目でもあります。
きちんとマナーを守らないと、外でのお散歩が楽しめませんからね。
周囲の環境に目をきちんと気を配り、愛犬と楽しくお散歩しましょう!













