「愛犬の無駄吠えを治したいんです!」
この無駄吠えって、私に寄せられる相談の中で一番多いんです。
でも、犬にとっては「無駄」に吠えているわけではないんですね。
お散歩に行きたくて吠えている、構って欲しくて吠えているなど理由は様々です。
100%意味があって、あなたに対して吠えています。
「なぜ吠えてしまうのか」、この原因を理解しなければ、あなたが抱えている吠えの問題がいつまで経っても解決することができません!
そこで今回は、犬が無駄吠えをする理由と無駄吠えをした時の対策方法について、解説いたします。
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もくじ
犬が無駄吠えをする理由
「無駄吠え」は、犬にとっては無駄ではなく、すべてに理由があります。
そこで、あなたの犬が吠える原因をタイプ別でご紹介いたします(^ ^)
警戒による無駄吠え
犬が警戒して吠え続けるときの典型的な例として、
- いつもと違う物音や匂い
- インターフォンに反応する
- 人影などに警戒して吠える
- 飼い主にその状況を伝える
などによって、吠えるケースが多いです。
要求による無駄吠え
こちらも飼い主さんからのお悩み相談が多いですね(笑)
よくあるご相談が、
- 飼い主に構ってもらいたい
- 関心を向けてほしい
- ごはんやオヤツがほしい
- 抱っこしてほしい
など、あなたに対して何かを要求するために吠えています。
防守による無駄吠え
自己防衛で吠える犬の場合は、特に小型犬が多くて、
- 自分の身を守るため
- 自分のテリトリー(縄張り)を守るため
- 大切な人(飼い主)を守るため
などによって、吠えるケースが多いです。
恐怖・攻撃による無駄吠え
犬は気に入らない相手に対して、威嚇して追い払うや攻撃の前兆として吠えるケースがあります。
また、犬が嫌なことに対して恐怖から転じて吠える場合もあります。
ずっと吠え続けるわけではなく、「ウーッウーッ」唸り続けたり、短く吠える傾向があります。
興奮による無駄吠え
興奮による吠えは、ほとんどの飼い主さんが理解しているのではないでしょうか?
例えば、あなたの犬が楽しんでいる時や嬉しい時に思わず気持ちが高ぶって吠えたり、何かしらのちょっした刺激に反応して興奮して吠えてしまうなどあるかと思います。
これは嬉しい時に限らず、興奮状態にある犬がよく起こす行動です。
ストレスによる無駄吠え
ストレスによる吠えは、
- 運動不足
- 飼い主とのコミュニケーション不足
- 一人の時間が多くて退屈
などのストレス発散のために吠えているケースが多いです。
また、ケガや病気を引き起こしていることから、どこかが痛くて吠えていたり、飼い主さんに知らせるために吠えている場合もあります。
犬が無駄吠えをしたら無視するべき?
犬が吠えた時の対処法で無視するのは、どんな場面で活用できるのでしょうか?
それは犬が要求吠えをしている時が、特に効果的です。
例えば、あなたの犬がお散歩に行きたくて吠えていたとします。
あなたがそれに対して、
「はいはい、〇〇しましょうね〜♪」とその要求に応えてしまうと、
と学習しやすくなります。
また、愛犬の要求にすぐ応えてしまう飼い主さんの特徴は、
といった理由がほとんどです。
なので、愛犬が要求吠えをしたとしても、「あなたの要求には答えませんよ〜我慢が必要よ!」こんな心意気で接してみてください。
犬が無駄吠えをした時の対策方法
「無駄吠えをやめさせたい…」
「無駄吠えがひどく近所迷惑になっている…」
私は以前からこの”無駄吠え”という言葉の使い方に疑問があります。
犬の吠えを総じて、無駄吠えと呼んでいるのでしょうか。
普通の家庭でペットとして飼われている犬の無駄な吠えと有益な吠えを分けて考えているのか。
住宅街に住んでいて、ご近所さんがいる環境なら、無駄吠えで迷惑になる相手がいなければ吠えなのか。
ただし、一般家庭でペットとして飼われている犬においてはです。
犬の吠えには種類がありますが、無駄か無駄ではないかを判断するのは個々の価値観によると思っています。
例えば、猟をする犬なんかであれば、吠えるべき時以外に吠えたら獲物を逃してしまうだろうし、吠えるべき時に吠えなければ職務怠慢です。
犬が吠えるのは、「人間が犬を吠えるように作ったからだ」とも言われているのに、今となっては”無駄吠え”と名付けられるように、生活の中では無駄なものとなってしまいました。
人間が犬を吠えるように作ったのだから、犬を飼う人間はその吠えを受け入れるべきだ、なんて言うつもりはありません。
番犬や使役犬ではなく、家族やペットして、ほとんどの犬が飼われているであろう現代においては、吠えが問題となるのは当然です。
ただ、私が気になっているのは、吠えの問題を解決したいと思う動機です。
多いのは、近所迷惑を懸念しての相談です。
といった感じですね。
これがダメだと言ってるわけではないです、私だって自分の犬が吠えてご近所さんの迷惑になることは避けたいですから。
しかし、これが動機だと、
- ただただ問題が解決すればいい
- 吠えなければいい
- さっさとどうにかしたい
という流れになってしまいます。
もちろん、それでいいと言う人はいいのです。
でも、犬のどんな問題であっても、掘り下げていくと「犬と飼い主の関係」について考えざるおえないのです。
「犬と私」というのを考え直す機会にできなければ、あちこち解決法、解決道具など「効果的なモノ」を求めてさまようことになります。
しかも、ご近所さんという言わば、他人のために大切な愛犬の心や個を無視した方法で一発で解決するつもりですか?
「運動量が足りていないんじゃないか?」
「平日は散歩をしていないのが原因ではないか」
「何かに怖がっているのではないか?」
「留守番が長すぎるのではないか」
「飼い主に何かを伝えようとしているのではないか?」
などなど、いろいろと考えられることをこれから観察すべきことが、きっと見えてきます。
つまり、「自分と犬との関係」や「犬とどう暮らしていきたいか」という犬と暮らす根本を見つめ直すことにも繋がるのです。
「犬と私の暮らし」を基準にして考えた場合と「近所の目」を基準にした場合とでは、同じで吠えという問題であってもしつけに対する取り組み方は変わってくると思うのです。
どっちにしても、吠えの問題は解決します。
でも、どっちの方が楽しく前向きに生活の中に取り入れていけるのかを考えてみてください!
まとめ
以上、「犬の無駄吠え」をする理由と対処法についてまとめました。
冒頭でもお伝えしましたが、犬にとっては無駄な吠えなど一切ありません。
必ず理由があって、吠えています。
ですから、愛犬の吠えを本気で治したいと考えているのであれば、
- When:いつ吠えるのか
- Where:どこで吠えるのか
- What:何をしている時に吠えるのか
- Who:誰に(何に)対して吠えるのか
- How:どのような吠えなのか
①〜⑤を書き出してみましょう。
すると、【Why:なぜ吠えるのか?】の原因に気がつく飼い主さんもいるはずです。
犬の吠える原因を探るには、吠えるシチュエーションを把握することが大切です。
愛犬が吠える状況を書き出して把握しただけでも、解決策が見えてくることもあるので、ぜひ試してみてください。
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