今回は、あなたは何のために犬をしつけるの?についてまとめております。
犬を飼い生活する中で、飼う前には思っていなかった問題が出てきたり、理想や想像していた暮らしとは違った、なんて思った方は多いのではないでしょうか?
例えば、
「犬が吠えて苦情が来たら困るので、なんとかしたい。」
「散歩中に他の犬に吠えるのが恥ずかしい。」
「公園で他の犬と仲良くしてほしい」
これらは、飼い主さんから私のもとに寄せられるよくある質問です。
同じような悩みをお持ちの方は、多いのではないでしょうか?
ひと昔前であれば、
- 「犬なんだから吠えて当たり前」
- 「犬噛むから近づくな」
- 「散歩はしないでつなぎっぱなし」
なんてこともあったでしょう!
しかし、今では昔と比べ、犬を飼う家庭が増え、さらには家族の一員または子どものような存在となりました。
犬をしつけたり、トレーニングしたりすることは、もはや常識となってきました。
周りに迷惑をかけず、きちんとしつけられた犬を飼うことが求められるような雰囲気でもあります。
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犬のしつけは何のためにするの?
犬というトレーナーも職業も一般的になり、地方であってもドッグトレーナーや訓練士を見つけることは困難ではなくなったにも関わらず、SNSで私のもとに多くの方からの相談があります。
そんなみなさんに、私がお聞きするのは、
「なぜ、あなたの犬をトレーニングしようと思ったのですか?」
ということです。
意外かもしれませんが、ほとんどの方が即答できないんです。
それが常識のように感じているから、考えてもみなかったんですよね。
それでも少し考えると、ぽつりぽつりとご自分の考えを話してくださいます。
- 「周りはみんないいコにしているのに、うちのコだけ吠えるのが恥ずかしい」
- 「ドッグパークやドッグカフェに連れて行きたいから」
- 「犬が苦手なうちのコに犬の友達を作ってあげたいから」
- 「同じ犬種のオフ会に連れて行きたいけど、今の状態では無理」
という理由をあげる飼い主さん、ほとんどが途中でトレーニングをやめてしまいます。
その理由は簡単です。
テレビや雑誌で見るキラキラした犬の暮らしに憧れてしまってはいませんか?、ってことなんです。
犬が望んでいないことをしていませんか?
一度頭を空っぽにして聞いてもらいたいのですが(笑)
犬の集まりに行きたいのは、犬ですか?飼い主さんですか?
- あなたの犬はドッグカフェに行くことを楽しめているのでしょうか?
- ドッグパークに連れて行かなきゃいけないものなんでしょうか?
もちろん、こういったことを楽しむことはダメだと言ってるわけではありません。
こういった犬との暮らしの楽しみ方もあるでしょう。
でも、これらのことを犬が望んでいなかったとしたら?
「犬のため」と言いながら、実は自分が描く理想のためだったりもするのです。
そうなると、犬の性格や特性を無視することとなり、当然思うような結果は得られず…
「このトレーニング方法ではうまくいかなかった」という結論に至ってしまうんですよね。
そこで私が、
と提案したとしても、それは飼い主さんが望むことではないのです。
しかし、飼い主さんは薄々感じている場合が多いので、私はなぜそう思うに至ったかを説明し、どうしたら犬も飼い主さんも楽しく落ち着いた暮らしができるかを一緒に考えていきます。
飼い主さんからこんな質問を頂いたことがあります。
「普段は犬の近所を散歩しているのだけれど、近所の方が優しく話しかけてきてくれて、犬を撫でようとしてくれるのに、犬が唸ったり吠えたりしてしまう。」
「相手の方に申し訳ないので何とかしたい」
※こういったご相談はたくさんの方から頂きます。
この場合に考えてほしいのが、
- 犬は知らない人に撫でられることを望んでいるのか
- 飼い主さん自身がご近所の方に人懐っこくて愛想のある犬を飼っていると思われたいのではないか
- こんな態度の犬を恥ずかしく思っていないか
- 人懐こく誰にでもフレンドリーな犬を理想としていないか
この方が飼っている犬は、警戒心が強く、他人が近づいてくるのが怖かったんですよね。
でも、飼い主さんやご家族との生活は、何の問題もなく、家の中や普段の散歩中はとてもいいコである、ということでした。
この犬はただの怖がりで、人を信用するのに時間がかかるタイプの犬だったのです。
慣れない人がいきなり近づいてくることが怖かったにも関わらず、散歩中なのでリードが付いていて、逃げることもできないので恐怖心から吠えてしまっていたんです。
この場合、私は「この犬がどんな人であろうが、どんな触られ方であろうが恐怖を感じない心を育てるトレーニング」を望んでいる飼い主さんに対して、
という説明をしました。
少なくとも、この犬は飼い主さんとご家族のことを信頼していましたから。
信頼している飼い主さんが他人に「どうぞ、うちの犬を触ってください」と犬の前に出してしまうことは、信頼を壊しかねません。
犬は触られるまで直前まで唸るのを我慢して頑張っていましたから。
今度は飼い主さんが勇気を出す番でした。
ご近所の方に「うちの犬は触られるのが苦手なんです」と伝えることですね。
誰にでも愛想を振りまく犬がいい犬であると思い込んでいる飼い主さんにとっては、これはとても勇気のある行動です。
ご近所の方に「あの犬は可愛くない」って言われてしまう恐怖心もあり、近所で自分の評判を落とすのが怖かったんです。
結果は何の問題もありませんでした。
ご近所の方と立ち話をするとき、犬は横に大人しく座っているし、話が長くなったら寝転がっていることもあるそうです。
無視されていることがこの犬にとっての安心だったんですね。
これは私の想像ですが、ご近所の方も「犬を無視するなんて冷たい人だと思われるんじゃないんか」みたいな気持ちもあったんじゃないかな〜とも感じています。
この方は、散歩をしていると断りもなく、勝手に犬を触ろうとしてくる人がいるそうなんですね。
以前は、そういう人がいても自分の犬に対して、「唸ったらダメでしょ!」と怒っていたそうですが、今はきっぱりと断ることができるようになった、と言っていました。
一見、理想の形からは離れてしまったようにも見えますが、犬は犬のことを守ってくれる飼い主さんを以前よりも信頼するようになり、
飼い主さんも自分の犬をより深く理解し、犬との絆を感じることができるようになり、
「飼い主としての自信と責任感が以前よりも強くなった」とおっしゃっていました。
なので、まずはご自分の犬と飼い主であるあなたが何を望んでいるのかを、もう一度改めて考えてみましょう!
犬のしつけ方法に悩む方が多い
私に相談をしてくださる飼い主さんたちは、愛犬が幸せに暮らせることを望んでいらっしゃいます。
「ただ、その方法が分からない」
「愛犬が何を幸せに望んでいるか分からない」
「自分は犬に何を望んでいるのか、それを犬に望むのは間違っているのではないだろうか?」
といろいろ考えているうちに、しつけの情報の中で迷子になってしまうんです。
- テレビで見たトレーニング方法
- インターネットで見つけた新しいメゾット
- 友人から聞いた情報
- トレーナーさんに教えてもらったコマンド
- 有名トレーナーのDVD
「いろいろ試したけど、どれも犬には効果がありませんでした。」と言って、私に相談される方は少なくありません。
もちろん、それぞれの犬の問題や性格によって合う合わない、はあると思います。
ですが、それ以前になぜ犬のある特定の行動をあなたが問題と感じているのかをまずは考えていきましょう。
もしかすると、あなたの迷いが犬を混乱させているかもしれません。
そして次から次へといろいろなトレーニングやしつけ方法を渡り歩くうちに、何が正しいのか何がご自分と犬にとってのゴールなのか分からず、トレーニングの迷子になってしまうのです。
たくさんの情報の中で、「一体何から始めていいか分からない」という場合は、私と一緒に考えていきましょう!
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