「どのくらいお散歩すればいいですか?」
という質問をよく受けます。
「散歩は時間よりも質が大切です!」
そんな質問に僕はこう答えます。
大抵のお客様は「?」が頭に浮かんでいることでしょう。
お散歩だけだと
- 運動量が足りない
- 同じニオイばかり
- 同じ散歩ルートで飽きている
といった犬は、まったく満足できません。
ここでは、
- 散歩の重要性
- 犬種や犬のサイズに合った散歩時間
- 散歩の”質”を高める方法
について説明します。
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もくじ
犬の散歩の重要性

犬の散歩が必要な理由は、
- 気分転換
- 運動不足解消
- ストレスの軽減
の3つと言えるでしょう!
犬はもともと外で生活してた生き物です。
なので、外に出れず家にいてばかりだとストレスが溜まり頭がおかしくなります。
私たちも、毎日お家に過ごすのはきついですよね。
天気が良い日は、お出かけしたりしますよね。
まさに犬も同じで、
といった気持ちが強いです。
「犬の散歩がめんどくさい〜」と思わず、楽しく散歩してくださいね!
犬が散歩する時間は何分がベスト!?

犬の散歩時間は、
「1日2回の30〜60分」がベストです!
犬のサイズに分けると
- 小型犬:30〜40分
- 中型犬:30〜50分
- 大型犬:30〜60分
※散歩時間は目安です。
我が家のジャックは、子犬期から外で毎日1時間以上も遊ばせており、散歩だけだと全く満足しません。
なので、お散歩中に公園をはさんで、ボール遊びやトレーニングをしてから帰ります。
そうでないと、元気が有り余っており、家中を暴れて回ってしまうので・・・(笑)
犬と散歩する最適な時間帯
全国各地によって暑さや寒さは変わってきます。
犬が散歩しやすい快適な時間は、15~25度です。
なので、暑いときは25度以上、寒いときは15度以下となります。
暑い季節

夏の時期は、
- 早朝(5~6時)
- 日が降りた(17:30~18時)以降
がベストな時間帯です。
真っ昼間から散歩してしまうと、熱中症や脱水症状になる確率が高くなります。
しかも、地面(アスファルト)が熱くてヤケドをしてしまうことも。
また、クーラーは必須です。
犬が過ごしやすい最適な温度に設定してあげて、散歩後は水分摂取を忘れずに用意してあげましょう。
外飼いの場合は、日かげがある場所を提供し、水分の替えも忘れずに行いましょう。
なるべく日中は、愛犬の様子をみれる時間を作ってあげてください。
寒い季節

冬の時期は、犬にとって
過ごしやすい季節で太陽が高く登った時間がベストです。
しかし、0度以下で散歩してしまうと低体温症なったり肉球が凍傷になることもあります。
短毛な犬(ピンシャー、フレブル)は洋服を着せてあげたり、暖房を使用し部屋を温めてあげるなどの配慮ができるといいですね。
外飼いの場合は、夜は気温がかなり下がります。
なので、夜だけは家の中に入れてあげて寝かせてあげられるといいですね。
それが厳しいのであれば、防風対策で犬小屋の入り口に毛布をかけてあげましょう。
雨の日の散歩はどう乗り切る?
雨が降ってしまうと、散歩って大変ですよね。
我が家のジャックは、雨が大嫌いで外に出ると一歩も歩かなくなります。
なので、雨の日は近くの公園まで行って雨の当たらない場所で排泄させています。
飼い主は雨具を着る

傘を差しながら散歩してしまうと、片手が使えなくなってしまうので事故のリスクが高まります。
散歩中の引っ張りがなく犬をコントロールできる自信のある飼い主さんであれば問題ありませんが、不安な方は雨具を着て両手が使える状態で散歩してあげましょう。
犬に雨具を着させる

犬に雨具を着させることでバクテリアの繁殖を防ぐことができます。
「悪臭がする」ぐらいで特に問題ありませんが、気になる方は雨具を着させるか散歩した後軽くシャワーで流してあげてください。
また、雨にあたりすぎると体内の熱が下がり低体温が低下して体調を崩す可能性があるので注意しましょう。
とはいっても、我が家のジャックは、雨具が嫌いでそのまま散歩していますが特に問題ありませんよ!
家に帰ったら足をよく拭こう

雨の日は、ポール状や壁が雨で洗われ他の犬のおしっこやウンチの痕跡が流れています。
もしかすると、犬の足周辺の被毛や爪の中に入りこんでしまうことも。
お家に帰ったら足先まわりだけでなく、
- 指と指の間
- 爪の先
- 足の裏
- 下半身の被毛
をきちんと拭きとってあげましょう。
食後の散歩はなるべく避けよう
食後の散歩は、事故に繋がるリスクが高まります。
- 注意力が低下する
- 胃捻転の危険性が高まる
- 犬が動きたがらない
それでは、順番に説明していきますね!
注意力が低下する

食後30~45分における「脳のかん流低下」が犬の注意力を低下させ、交通事故にあうリスクが高まりやすくなります。
イスラエルの大学の研究結果でも証明されており、
交通事故による受傷から6時間以内に動物救急外来を受診して犬を対象として、事故に遭うリスクを高めている要因を検証。
その結果、レントゲン撮影を行った犬のおよそ80%で犬の拡張がみられた。
胃捻転の危険性が高まる

胃捻転とは、おなかで胃と腸が絡み合い血液障害を起こしてしまう現象のことをいいます。
胃の中に食べ物が残っている状態で歩いたり走ったりすると、お腹の中で胃が暴れて腸に引っかかってしまうのが発症のメカリズムです。
食後に散歩する場合は、最低でも3時間は時間をあけるか、もしくは激しい運動を避けるようにしましょう!
特に中〜大型犬は胃捻転になりやすい!
食後すぐの散歩は控えてくださいね。
犬が動きたがらない

先ほどお伝えしましたが、脳のかん流低下のため犬が眠くなってしまい、せっかく外に出ても気分が上がらないこともあると思います。
また、犬と同じタイミングで食事をとった場合は、飼い主もかん流低下で眠くなってしまいます。
注意力が低下して、車と激突なんていう最悪のケースも・・・。
犬の散歩に必要な回数と時間
犬の散歩は、犬種や犬のサイズで散歩の仕方が変わってきます。
ここでは、小型犬〜大型犬で満足に散歩できる方法をご紹介します。
小型犬の散歩時間と回数

小型犬の散歩時間は、「1日2回30分程度」で行いましょう。
抱っこせず、きちんと地面を歩かせてください。
ジャックラッセルテリアなどのテリア種は、
「何でこんなに元気なの?」
と思うぐらいエネルギッシュな犬です。
散歩のルートに公園を挟んで、ロングリードでボールで遊んだり、「お座り」や「呼び戻し」をして違った刺激を取り入れることがオススメです!
中型犬の散歩時間と回数

中型犬の散歩は、「1日2回30〜60分程度」で行いましょう。
ボーダーコリーやシェルティなどの牧羊犬は、散歩では物足りません。
散歩以外にも公園で
- ボール遊び
- おもちゃで引っ張り合い
- コマンド(芸)を教える
をさせてあげましょう。
牧羊犬は、賢い犬種なので頭を使って遊ぶのが大好きです。
いろんなコマンドを教えたり、頭を使いながら楽しく遊んであげましょう!
大型犬の散歩時間と回数

大型犬の散歩は、「1日2回30〜60分程度」で行いましょう。
大型犬は、とてもとても体力があります。
牧羊犬や狩猟犬と同じで、散歩だけでは物足りません。
お散歩での運動が不十分だと、
- 鼻鳴きをする
- 家中の家具を噛む
- 家の窓から通る人に吠える
などの行動をして、足りない運動量を満たそうとします。
このような場合は、ドッグランや公園などでロングリードを使って欲求を満たしてあげましょう。
休日はお出かけして、犬が感じたことのない新しい刺激を与えてあげると普段みせることのない表情をみれるチャンス!
子犬と老犬に合った散歩のポイント

子犬の散歩の仕方
子犬のうちは、「1日2回30分程度」で行いましょう。
子犬期は、骨格がしっかりしていないので過度な運動を控えてくださいね。
<30分散歩コース>
- 10分→自由に散歩させる
- 10分→散歩トレーニング
- 5分→ほかの人や犬とのふれあい
- 5分→自由に散歩させる(帰宅)
<60分散歩コース>
- 20分:自由に散歩させる
- 5分:散歩トレーニング
- 10分:他の人や犬とのふれあい
- 20分:自由に散歩させる
- 5分:散歩トレーニング
子犬のうちから、散歩のしつけを始めてしまうと、「散歩」に対して嫌なイメージが付きやすくなります。
「自由な時間を作りつつ、トレーニング時間を作る」
といったメリハリをつける練習をするのも良いでしょう。
老犬の散歩の仕方
老犬の散歩は、1日1or2回で30分で行うと良いでしょう。
<30分散歩コース>
- 10分:ゆったりお散歩する
- 10分:飼い主とまったりする時間
- 10分:ゆったり帰る
<60分コース>
- 10分:ゆったり散歩
- 15分:飼い主とまったりする時間
- 10分:ゆったり散歩
- 10分:公園でまったり
- 15分:ゆったり帰る
散歩では、老犬のペースにゆっくり合わせる必要があります。
歩く距離や速さなど、老犬の様子に注意しながら調整しましょう。
とはいっても最近では、元気な老犬はたくさんいます。
まだまだ元気で、体力面に余裕があるのであれば無理のない程度に遊んであげてください。
まとめ:犬の年齢や犬種に合った散歩をしよう!

前説でもお伝えしましたが、お散歩は、「時間よりも質」が本当に大切です!!!
散歩だけで満足する犬もいれば、犬種や個体差によって満足しない犬もいます。
お散歩から帰ってきた直後に
- 物足りそうな表情
- 家中を走り回る
- 家中の小物や家具を噛む
という行動をしていたら、犬が散歩に満足していない可能性があります。
このような場合は、お散歩中に公園などで、ボール遊びやコマンド(芸)を行い、いつもと違った刺激を取り入れてみてください。
そしたら、お散歩後は満足そうな顔して、スヤスヤ寝ていることでしょう〜!
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