「犬を叩いて叱ってもいいの?」
このような悩みをお持ちではないでしょうか。
みなさんは、犬を叩いてしつけるのは必要だと思いますか?
「犬を叩く」ことは賛否両論あると思いますが、私は必要だと思います!
ボコスカ殴るわけではないですよ(笑)
どちらかと言えば、「叩く」というよりも犬の体に「刺激を与える」といった意味です。
私は今までたくさんの犬をトレーニングしてきましたが、
- 人の言葉に耳を一切傾けない
- 叱ったら、噛んでくる
といった犬が実際に存在します。
そのような場合に、「興奮状態」から「落ち着いた状態」に気持ちを切り替えるために、犬の体に触れて刺激を与えています。
そこで今回は、【犬を叩いてしつけるメリットとデメリット】について記事をまとめました。
具体的には、
- 犬を叩いてしつけたらどうなる?
- 犬を叩かないしつけの教え方
- 犬を叩きそうになったら…
といった内容を順番に説明します。
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もくじ
犬を叩いてしつけるメリットとデメリット
叩いてしつけるデメリット

前説でもお伝えしましたが、犬を叩くというよりも「刺激を与える」ことが大切です。
昔のやり方は、犬が悪い行動をした瞬間、いきなり「パン」と引っ叩くことが主流でもありました。
しかし、犬は基本的に叩かれると恐怖心しか覚えません。
犬は「手」が痛いものだと覚えるようになるので、反射的に手を攻撃する犬になる可能性が高くなります。
叩いてしつけるメリット

犬に「刺激を与える」ことは必要だとお伝えしましたが、あくまで犬に触れてしつけるのは「最終手段」です。
「飼い主が「ダメ」と叱ったら素直に聞く」
それが、愛犬と飼い主の理想的な関係性です。
しかし、なかにはオヤツを使っても、言葉で叱っても言うことを聞いてくれない犬がいます。
そういった場合は、犬の体に触れて刺激を与える必要があります。
犬を叩いてしつけたらどうなる?
犬を叩いてしつけてしまうと信頼関係が崩れてしまいます。
- 恐怖心を抱いてしまう
- 叱られた理由が分からない
- 防衛本能が強くなる
- 問題行動が増えてしまう
飼い主に対して恐怖心を抱く

悪いことをしたら「また叩かれる」と思ってしまい、犬自身が飼い主に恐怖心を抱いてしまいます。
犬の顔の前に手のひらを置くと
- 目をつぶる
- 後ろに下がる
- 尻尾が下がる
などの行動が出てしまったら注意しましょう。
叱られた理由が分からない

叩いて叱っても、犬は一時的に悪い行動がなくなるだけで、問題行動を解決することはできません。
その理由は、叩かれる動作にビビってしまい「なんで叱られたのか」を理解していないからです。
飼い主さんの言葉でしっかり叱って、
と犬自身に理解させることが必要なのです。
防衛本能が強くなる

犬にとって「手」は痛いものだと感じるようになります。
犬は叩かれるのが怖くて
- 噛む
- 吠える
- 震える
と自分を守るための行動をとりやすくなります。
問題行動が増えてしまう

叩いてしつけていたはずが逆効果になり、問題行動に繋がる可能性が考えられます。
先ほどの「防衛本能が強くなる」というお話ですが、犬に触れようとすると、唸られてしまうことも・・・。
もともと攻撃性の強い性格や警戒心の強い犬もいるため、そのような犬は飼い主を敵とみなし噛みつく場合があります。
またストレスが溜まってしまい、家具を壊したり壁やカーテンを噛むといった破壊行動に及ぶ犬もいます。
犬を叩くのではなく刺激を与えること

たとえば、散歩中に他の犬に吠えてしまい今にも襲いかかってしまう状態だったとします。
このようなとき、飼い主さんが「ダメ!」と叱っても犬には全く響きません。
その理由は、興奮してしまい我を忘れてしまっているから!
犬が吠えている最中に飼い主さんが「ダメ!」といっても、興奮している犬にとっては「もっと吠えろ」と後押ししているだけで全くの逆効果です。
そのときの対処法は、
- 叱らない
- かわいそうだと思わない
- 穏やかで冷静に対応する
の3つを飼い主さんは心がけてください!
犬の脇腹より少し下にへこんでいる部分ありますよね。
脇腹らへんを軽く突いてあげることで、犬は興奮した状態から落ち着いた状態に戻りやすくなります。
犬に「刺激を与える」ときは必ず静かな場所で行うこと!
他の犬が目の前にいて興奮状態のまま行えば、さらに悪化してしまいます。
「吠えている時に対処した方がいいんじゃないの?」
という飼い主さんもいるでしょう。
もちろん、そちらが効果的です。
しかし、他の犬がいる状態で犬に手を出してしまうと、
普段は噛まない犬でも興奮して噛んでしまう恐れがあるので、他の犬と距離を取ってから行いましょう!
犬を叩かないしつけの教え方

叩かずにしつける方法で1番効果的なのは、
飼い主さんの声かけ1つで、愛犬が指示に従うことです。
はじめは、どんなに「ダメ」と叱っても犬には伝わりません。
なんて思われるでしょう(笑)
まずは普段の私生活から、犬が飼い主さんの言葉に耳を傾ける練習が必要です。
そこで飼い主さんが行うべきなのが、犬に意識を向けること。
たとえば、
- 大好物のおやつをあげる
- お気に入りの玩具で遊ぶ
などを行い、犬自身が飼い主さんのことを「楽しい存在」だと認識させてあげましょう。
「楽しい存在」だと認めてもらえたら
- オヤツをあげる際に「マテ」をさせる
- 犬が夢中に遊んでいる最中に「オスワリ」をさせる
などを行ってみましょう。
すると、犬は次第に飼い主さんの言葉に反応するようになります。
これらを普段の私生活に取り入れることで、問題行動を引き起こすリスクが少なくなり、愛犬との信頼関係もより深くなるでしょう!
犬を叩きそうになったらやるべきこと

「犬を叩きそうになった」もしくは「犬を叩いてしまった」
そう感じやすいのは、犬があなたの言うことを聞いてくれずイライラしてしまい、叩いてしまう。
前説でもお伝えしましたが、犬を叩くのは最終手段。
なんでも叩いてしまったら信頼関係が崩れてしまうだけです。
飼い主さんに意識してもらいたいのは、「叩くことは本当に犬にとって良いことなのか」をもう一度冷静になってみてください。
愛犬とトレーニング中にムカッとしてしまうことがあるかと思います。
そこをグッと押さえて「どうして私の言うことを聞いてくれないんだろう?」と問題点を探してみましょう。
とは言いつつも、人間なのでどうしてもイライラしてしまうことがあるかと思います。
そんなときは、
- 別々の部屋で過ごす
- トレーニング中なら一度中断する
など愛犬と距離をとる時間を作ってみてはいかがでしょうか?
気持ちをフラットにすることでまた違った視点から愛犬の様子に気づくことも増えてきます。
ぜひ試してみてください!
まとめ:飼い主さんの言葉に反応できる犬になろう!

犬の叱り方の理想は、「飼い主さんの言葉に反応する」ことです。
「言うことを聞いてくれない!」とイライラしてしまい、
叩いてしまった経験は1度はあるのではないでしょうか?
お気持ちは分かります。
訓練士時代、私の言うことを全く聞いてくれず、感情的に叩いてしまったことがありました。
でも、叩いたところで問題行動は治りません。
犬を叩いてしつけるよりも飼い主さんの言葉で叱った方が、何十倍も伝わります。
飼い主さんは、穏やかな態度で接することが大切です!
この記事を読んでも
「失敗が続いてしまう」
「いろいろ試しても上手くいかない」
と思った場合は、ためらわずプロのトレーナーに相談しましょう。
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